狩野伊川院 風竹図(文与可筆意)

狩野伊川院 風竹図

【作品について】

江戸後期の狩野派を代表する絵師・狩野伊川院栄信が描いた
まるで円い窓の向こうに強風にあおられる竹が見えているような作品です。

中国北宋時代の官僚で墨竹の絵を得意とした文与可の作品に倣ったと記してあります。

狩野派の画家が古画を模写し学習した画稿はたくさん残っていますが、
本作品は一幅の作品として描かれています。

墨一色の作品ですが、墨色の使い分け、筆勢に構図と伊川院のうまさが光る作品です。


【作者について】

狩野伊川院栄信 1775-1828

江戸後期の画家。伊川院,玄賞斎と号した。
狩野養川院惟信の子として江戸に生まれ,木挽町狩野家の8代目。

享和2(1802)年に法眼,文化13(1816)年に法印となる。作例に「草花群虫図」(東京国立博物館蔵)や「平家物語図」(板橋区立美術館蔵)がある。
全体図
全体図
落款印章
落款印章
表具
表具
軸先
軸先
箱
拡大
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拡大 経年によるシミ
拡大 経年によるシミ
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スタッフのおすすめポイント

江戸後期の狩野派を代表する絵師・狩野伊川院栄信が描いた

まるで円い窓の向こうに強風にあおられる竹が見えているような作品です。

 

中国北宋時代の官僚で墨竹の絵を得意とした文与可の作品に倣ったと記してあります。

 

狩野派の画家が古画を模写し学習した画稿はたくさん残っていますが、

本作品は一幅の作品として描かれています。

 

墨一色の作品ですが、墨色の使い分け、筆勢に構図と伊川院のうまさが光る作品です。

    • 狩野伊川院 風竹図(文与可筆意)
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    狩野伊川院 風竹図(文与可筆意)

    作家名
    狩野伊川院栄信
    画題
    風竹図
    サイズ
    100.3 × 37.7
    その他
    金額
    70000円
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