小早川秋声 三峡風景図
【作品について】
2021年から大規模な巡回展が開催されている日本画家・小早川秋聲の作品です。
「三峡所見」と題された雄大な風景は、30代の秋聲が何度も訪れた中国各所を描いた作品群の一つと考えています。
色数の少ない作品ですが、水彩画のような秋聲独特の透明感があり、雲、霞、波など余白を使って描かれた部分が深遠な奥行きと立体感を作り上げています。
天高くそびえる岩山とその間を通る一隻の帆船のコントラストも、雄大な景色を生み出す巧みな演出です。
見る人を黙ってジッと見つめさせる、そんな美しい作品です。
【作者について】
小早川秋声 1889-1974
大正-昭和時代の日本画家。
明治22年9月26日生まれ。京都市立絵画専門学校を中退し,谷口香嶠(こうきょう),山元春挙(しゅんきょ)にまなぶ。
大正3年文展に初入選。昭和6年以降,従軍画家として中国,東南アジアで戦争画をかく。
戦後は宗教画を手がけた。昭和49年2月6日死去。84歳。兵庫県出身。本名は盈麿(みつまろ)。作品に「寂光の都」「ヴェニスの宵」など。
2021年から大規模な巡回展が開催されている日本画家・小早川秋聲の作品です。
「三峡所見」と題された雄大な風景は、30代の秋聲が何度も訪れた中国各所を描いた作品群の一つと考えています。
色数の少ない作品ですが、水彩画のような秋聲独特の透明感があり、雲、霞、波など余白を使って描かれた部分が深遠な奥行きと立体感を作り上げています。
天高くそびえる岩山とその間を通る一隻の帆船のコントラストも、雄大な景色を生み出す巧みな演出です。
見る人を黙ってジッと見つめさせる、そんな美しい作品です。
【作者について】
小早川秋声 1889-1974
大正-昭和時代の日本画家。
明治22年9月26日生まれ。京都市立絵画専門学校を中退し,谷口香嶠(こうきょう),山元春挙(しゅんきょ)にまなぶ。
大正3年文展に初入選。昭和6年以降,従軍画家として中国,東南アジアで戦争画をかく。
戦後は宗教画を手がけた。昭和49年2月6日死去。84歳。兵庫県出身。本名は盈麿(みつまろ)。作品に「寂光の都」「ヴェニスの宵」など。
全体図
落款印章
表具
軸先
拡大図
拡大図
拡大図
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スタッフのおすすめポイント
2021年から大規模な巡回展が開催されている日本画家・小早川秋聲の作品です。
「三峡所見」と題された雄大な風景は、30代の秋聲が何度も訪れた中国各所を描いた作品群の一つと考えています。
色数の少ない作品ですが、水彩画のような秋聲独特の透明感があり、雲、霞、波など余白を使って描かれた部分が深遠な奥行きと立体感を作り上げています。
天高くそびえる岩山とその間を通る一隻の帆船のコントラストも、雄大な景色を生み出す巧みな演出です。
見る人を黙ってジッと見つめさせる、そんな美しい作品です。
山添天香堂について
京都で一番老舗の書画専門店です。
創業107年分の知識と資料を誇っています。
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こんなお客様に来ていただいています。
- 京都に観光に来られた方(外国の方も非常に多いです。)
- ちょっと季節の飾るものが欲しいとおっしゃる方
- 書画をコレクションされている日本人、外国人のお客様
- 日本美術をご研究されている大学の研究者の方、外国の研究者の方
- 国内、海外の美術館学芸員の方