鶴沢探索 旭日飛鶴図

鶴沢探索 旭日飛鶴図

【作品について】

掛け軸の入っている箱の裏にこの作品の由来が記してあります。
それによると、安永2(1774)年の春に京都の絵師・鶴澤探索に描いてもらい、
同年冬の婚礼の儀式にこの作品を飾ったとあります。

鶴も、朝日も代表的な吉祥の図柄です。
鶴は長寿の象徴としておめでたい鳥の表し、
朝日はいわゆる「ハレの日(お祭りや大切な行事の日)」をイメージさせる「晴れ」の図です。

朝日の前に描かれる荒波は、これまでにあった紆余曲折や様々な苦労を意味します。

つまり、様々な苦労を乗り越えた末に、鶴も舞い降りるようなおめでたい日を迎えられている、という意味の掛け軸になります。

本当におめでたい日にかけるのもいいですし、
願望を成就させるためには荒波にもまれながら日々精進することが大切である、と常に心掛けるために飾るのも良いでしょう。


【作者について】

鶴沢探索
1729-1797 江戸時代中期-後期の画家。
父は鶴沢探鯨(たんげい)。狩野(かのう)派鶴沢家3代。

円山応挙の最初の師ともいわれています。
法眼(ほうげん)。寛政9年7月13日死去。

名は守煕。作品に興福院障壁画。

全体図
全体図
落款印章
落款印章
軸先
軸先
表具
表具

スタッフのおすすめポイント

掛け軸の入っている箱の裏にこの作品の由来が記してあります。
それによると、安永2(1774)年の春に京都の絵師・鶴澤探索に描いてもらい、
同年冬の婚礼の儀式にこの作品を飾ったとあります。

鶴も、朝日も代表的な吉祥の図柄です。
鶴は長寿の象徴としておめでたい鳥の表し、
朝日はいわゆる「ハレの日(お祭りや大切な行事の日)」をイメージさせる「晴れ」の図です。

朝日の前に描かれる荒波は、これまでにあった紆余曲折や様々な苦労を意味します。

つまり、様々な苦労を乗り越えた末に、鶴も舞い降りるようなおめでたい日を迎えられている、という意味の掛け軸になります。

本当におめでたい日にかけるのもいいですし、
願望を成就させるためには荒波にもまれながら日々精進することが大切である、と常に心掛けるために飾るのも良いでしょう。

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    鶴沢探索 旭日飛鶴図

    作家名
    鶴沢探索
    画題
    旭日飛鶴図
    サイズ
    98 × 37.5
    その他
    作品の由来を記した桐箱に入っています。
    金額
    200,000円
    購入をご希望の方は、上部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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