田村月樵 降龍羅漢図
【作品について】
右手に錫杖を持ち、左手は竜の首根っこを掴みギョロリとミラ見つける羅漢さん。
羅漢は「阿羅漢」の略称で、一切の煩悩を断血、修行の最高位に達した仏弟子や聖者のことです。
羅漢図は古くからよく描かれた画題の一つで、本作品のように一人の羅漢が描かれる場合もあれば、十六羅漢、五百羅漢のように多人数が描かれた作品もあります。
神獣である龍を屈させるほど力強い羅漢を画面の中心に置き、
竜が出てきたであろう暗雲がその周りに描かれます。
墨の濃淡を巧みに使い分けることで作品に奥行きと立体感を生んでいる
見事な作品です。
【作者について】
田村月樵 1846-1918
明治期の洋画家、日本画家,画僧。京都生。京都において浅井忠に先立って洋画普及の礎を築いた。
名は宗立、別号に月樵、大狂・有安十万明等。幼少より南画・仏画を、
のち洋画を学ぶ。京都画学校北宗画の指導者となり、
のち関西美術会・聖護院洋画研究所を開設、後進の養成に尽力する。
大正7年(1918)歿、72才。
右手に錫杖を持ち、左手は竜の首根っこを掴みギョロリとミラ見つける羅漢さん。
羅漢は「阿羅漢」の略称で、一切の煩悩を断血、修行の最高位に達した仏弟子や聖者のことです。
羅漢図は古くからよく描かれた画題の一つで、本作品のように一人の羅漢が描かれる場合もあれば、十六羅漢、五百羅漢のように多人数が描かれた作品もあります。
神獣である龍を屈させるほど力強い羅漢を画面の中心に置き、
竜が出てきたであろう暗雲がその周りに描かれます。
墨の濃淡を巧みに使い分けることで作品に奥行きと立体感を生んでいる
見事な作品です。
【作者について】
田村月樵 1846-1918
明治期の洋画家、日本画家,画僧。京都生。京都において浅井忠に先立って洋画普及の礎を築いた。
名は宗立、別号に月樵、大狂・有安十万明等。幼少より南画・仏画を、
のち洋画を学ぶ。京都画学校北宗画の指導者となり、
のち関西美術会・聖護院洋画研究所を開設、後進の養成に尽力する。
大正7年(1918)歿、72才。
全体図
落款
印章
表具
軸先
箱
スタッフのおすすめポイント
右手に錫杖を持ち、左手は竜の首根っこを掴みギョロリとミラ見つける羅漢さん。
羅漢は「阿羅漢」の略称で、一切の煩悩を断血、修行の最高位に達した仏弟子や聖者のことです。
羅漢図は古くからよく描かれた画題の一つで、本作品のように一人の羅漢が描かれる場合もあれば、十六羅漢、五百羅漢のように多人数が描かれた作品もあります。
神獣である龍を屈させるほど力強い羅漢を画面の中心に置き、
竜が出てきたであろう暗雲がその周りに描かれます。
墨の濃淡を巧みに使い分けることで作品に奥行きと立体感を生んでいる
見事な作品です。
山添天香堂について
京都で一番老舗の書画専門店です。
創業107年分の知識と資料を誇っています。
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こんなお客様に来ていただいています。
- 京都に観光に来られた方(外国の方も非常に多いです。)
- ちょっと季節の飾るものが欲しいとおっしゃる方
- 書画をコレクションされている日本人、外国人のお客様
- 日本美術をご研究されている大学の研究者の方、外国の研究者の方
- 国内、海外の美術館学芸員の方