福田古道人 残月図 額装
【作品について】
岬の右下海面に映るのはただの岩か、それとも残月でしょうか。
賛に残月とありますが、空には描かれていません。
段々と夜が明けて朝靄が広がる中空が次第に曙色に染まっていく風景。
白い紙に黒い墨で描かれていますが、詩を読むことで作品に鮮やかな色が生まれます。
作品の左から右上に切るように引かれた水平線が、
奥行きと広がりを生み、作者の力量が光っています。
【作者について】
福田古道人(1864―1944)
漢詩人・俳人・南画家。和歌山県生。名は世耕、
漢詩に静処、南画及び和歌に古道人と号した。
俳号は把栗。漢詩人として早くから名を成すが、
のち子規門に入って俳句をはじめ、特異な風格を示した。
京都に住した。
昭和19年(1944)歿、80才。
岬の右下海面に映るのはただの岩か、それとも残月でしょうか。
賛に残月とありますが、空には描かれていません。
段々と夜が明けて朝靄が広がる中空が次第に曙色に染まっていく風景。
白い紙に黒い墨で描かれていますが、詩を読むことで作品に鮮やかな色が生まれます。
作品の左から右上に切るように引かれた水平線が、
奥行きと広がりを生み、作者の力量が光っています。
【作者について】
福田古道人(1864―1944)
漢詩人・俳人・南画家。和歌山県生。名は世耕、
漢詩に静処、南画及び和歌に古道人と号した。
俳号は把栗。漢詩人として早くから名を成すが、
のち子規門に入って俳句をはじめ、特異な風格を示した。
京都に住した。
昭和19年(1944)歿、80才。
全図
賛
落款印章
スタッフのおすすめポイント
岬の右下海面に映るのはただの岩か、それとも残月でしょうか。
賛に残月とありますが、空には描かれていません。
段々と夜が明けて朝靄が広がる中空が次第に曙色に染まっていく風景。
白い紙に黒い墨で描かれていますが、詩を読むことで作品に鮮やかな色が生まれます。
作品の左から右上に切るように引かれた水平線が、
奥行きと広がりを生み、作者の力量が光っています。
山添天香堂について
京都で一番老舗の書画専門店です。
創業107年分の知識と資料を誇っています。
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こんなお客様に来ていただいています。
- 京都に観光に来られた方(外国の方も非常に多いです。)
- ちょっと季節の飾るものが欲しいとおっしゃる方
- 書画をコレクションされている日本人、外国人のお客様
- 日本美術をご研究されている大学の研究者の方、外国の研究者の方
- 国内、海外の美術館学芸員の方