費晴湖 山水図 

費晴湖 山水図 

【作品について】

費晴湖は江戸時代に日本に来た清(現在の中国)の画家です。
水墨のみで描かれた平淡天真(あっさりとして趣のある)な
山水図の中に会話する二人の人物が絵を引き締めています。

そして、

・乾隆48年(1783年)にこの絵を描いた
・ 日本梅厓=費晴湖と交流があった十時梅厓のことか

この2点が記されていることが作品の資料的価値を高めています。


【作者について】

費晴湖(??—??)

清代中期の画家。名は肇陽、晴湖は号。
費漢源と同族の商人であったが、画も能くし、
伊孚九らと共に来舶四大家の一人とされます。

作風は清代の形式化した南画を踏襲するが、
『費氏山水画式』(1787年)の序文には
董其昌と米芾に私淑して筆意を得たとあります。

素人画の自由な表現に特徴があり、増山雪斎の名を受けて
十時梅厓や春木南湖が師事し、画法や書法を伝授されました。
全体図
全体図
落款印章
落款印章
状態:少し本紙に折れがあります
状態:少し本紙に折れがあります
軸先
軸先
表具
表具
賛文
賛文
箱書き:江馬天江
箱書き:江馬天江
村田香谷の題箋
村田香谷の題箋

スタッフのおすすめポイント

費晴湖は江戸時代に日本に来た清(現在の中国)の画家です。
・乾隆48年(1783年)にこの絵を描いた
・ 日本梅厓=費晴湖と交流があった十時梅厓のことか
この2点が記されていることが作品の資料的価値を高めています。

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    費晴湖 山水図 

    作家名
    費晴湖
    画題
    山水図
    サイズ
    79.8 ×38.5
    その他
    箱には江馬天江の箱書き、軸には村田香谷の題箋が付いています。
    金額
    200,000円
    購入をご希望の方は、上部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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