住吉慶意筆 月図 冷泉為村賛

住吉慶意筆 月図 冷泉為村賛

【作品について】

どこか妖艶な雰囲気を漂わせる雲上に浮かんだ月。
よく見ると、月の周りには墨の黒、青、緑、金と幾つもの色が使われています。

空に浮かぶ雲も金で描かれていたり、
月自体にも雲母を塗った後が残っていて、
この絵が描かれた当初は月全体が白くキラキラと
輝きを放っていたと思われます。

200年以上の時を経て、色の鮮やかさは落ち着いていますが、
公卿文化の華やかさを今に伝える掛け軸です。


【作者について】

住吉慶意 1759-1814

江戸後期の画家。板谷広当の次男。名は広長、慶意は号、別号に桂意。画を父に学び、板谷家を嗣ぐ。文化11年(1814)歿、55才。


冷泉為村 1712-1774

江戸中期の歌人。
前権大納言為久の子。元文3(1738)年従三位。延享1(1744)年参議。宝暦9(1759)年には正二位権大納言にして民部卿を兼ねる。

祖父為綱・父為久の努力によって冷泉家が宮廷歌壇における地位を固めた時期に生まれ,天賦の才をもって次第に宮廷歌会に重きをなすようになる。実質的なデビューは享保6(1721)年の玉津島法楽月次御会で,10歳だった。12歳で霊元上皇の勅点を受け,同14年には宮廷歌会のほとんどに出詠する常連へと成長,早熟ぶりを示す。

為久のほか,烏丸光栄や中院通躬らの指導を受け,彼らの死後は宮廷歌壇の第一人者として名声を得る。冷泉家が為綱以来幕府との関係強化に努めたのを受けて,関東の武家歌人を多く門弟として擁し,添削の精緻と巧みな指導で一門は急速に拡大した。

門人一人ひとりの個性を見きわめたうえで,彼らの詠作意欲をかき立てるような批評を織り込むのに長じた。その点で子の為泰とは対照的であった。家集としては部類形式のものと雑纂形式のものが多く伝わる。歌論『樵夫問答』,聞書に宮部義正の『義正聞書』,萩原宗固の『冷泉宗匠家伺書』などがある。
全体図
全体図
落款印章
落款印章
花押
花押
表具
表具
軸先
軸先
箱

スタッフのおすすめポイント

どこか妖艶な雰囲気を漂わせる雲上に浮かんだ月。

よく見ると、月の周りには墨の黒、青、緑、金と幾つもの色が使われています。

 

空に浮かぶ雲も金で描かれていたり、

月自体にも雲母を塗った後が残っていて、

この絵が描かれた当初は月全体が白くキラキラと

輝きを放っていたと思われます。

 

200年以上の時を経て、色の鮮やかさは落ち着いていますが、

公卿文化の華やかさを今に伝える掛け軸です。

 

 

    • 住吉慶意筆 月図 冷泉為村賛
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    住吉慶意筆 月図 冷泉為村賛

    作家名
    住吉慶意, 冷泉為村
    画題
    月図 冷泉為村賛
    サイズ
    29.5 × 31.5
    その他
    時代色のついた桐箱に入っています。
    金額
    180,000円
    購入をご希望の方は、上部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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