
三浦樗良筆 あらしふく…俳画
【作品について】
『あらしふく
草の中より
けふの月』
月の句でありながら月を描かず、
風になびく草のみを描いた作品。
作品画面のワクを超えたずっと奥、
草の向こうに浮かぶ月を
見るものにイメージさせることで完成する粋な作品。
【作者について】
三浦樗良(1780—1729)
江戸中期の俳人。
志摩国(三重県)鳥羽に生まれ,
少年時代に父と共に伊勢国山田に移住した。
成長するにおよんで俳諧師の道を歩むが,
後半生の20年間の大半を旅のうちに過ごした。
一時京都にも住み与謝蕪村と親交を結んでいる。
純情多感な性格であったが,
それだけに堅実な生活を営む能力を欠いており,
一時は貧窮のうちに妻を伴って放浪生活を送った。
平穏な生涯ではなかったが,
句には平淡な抒情をたたえた佳吟が多く,
蕉風中興期を代表する俳人のひとりに数えられている。
『あらしふく
草の中より
けふの月』
月の句でありながら月を描かず、
風になびく草のみを描いた作品。
作品画面のワクを超えたずっと奥、
草の向こうに浮かぶ月を
見るものにイメージさせることで完成する粋な作品。
【作者について】
三浦樗良(1780—1729)
江戸中期の俳人。
志摩国(三重県)鳥羽に生まれ,
少年時代に父と共に伊勢国山田に移住した。
成長するにおよんで俳諧師の道を歩むが,
後半生の20年間の大半を旅のうちに過ごした。
一時京都にも住み与謝蕪村と親交を結んでいる。
純情多感な性格であったが,
それだけに堅実な生活を営む能力を欠いており,
一時は貧窮のうちに妻を伴って放浪生活を送った。
平穏な生涯ではなかったが,
句には平淡な抒情をたたえた佳吟が多く,
蕉風中興期を代表する俳人のひとりに数えられている。

全体図

落款:無為庵樗良印章:樗良、無⬜︎⬜︎

印章:樗良、無⬜︎⬜︎

状態:経年によるシワ・折れがあります。

軸先:黒漆

表具:紙表具の三段表層
スタッフのおすすめポイント
月の句でありながら月を描かず、
風になびく草のみを描いた作品。
作品画面のワクを超えたずっと奥に浮かぶ月を
見るものにイメージさせることで完成する粋な作品。
三浦樗良筆 あらしふく…俳画
- 作家名
- 三浦樗良
- 画題
- あらしふく…俳画
- サイズ
- 96 × 27
- その他
- 桐箱に入っています。
- 金額
- 95,000円
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山添天香堂について
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創業107年分の知識と資料を誇っています。
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