
横井金谷 江山雪月図
【作品について】
寒い冬もアイデア次第で心温まり、楽しむことを教えてくれます。
深い山の谷間に流れる川を船に乗って下る文人。
川を下っているうちに雪が降ってきたというより、
雪が降る月夜を楽しむために船を出したのでしょう。
船の机上にはお茶を入れる涼炉と茶碗が見えます。
月に照らされてキラキラと輝きながら舞う雪を愛でながら飲む
温かいお茶はさぞかし美味しく、なんとも言えない優雅な心地になることでしょう。
【作者について】
横井金谷(1761ー1832)
江戸後期の浄土宗の僧,のち修験者となった。
絵をよくし,名は妙憧,別号は蝙蝠道人。金谷上人,金谷老人とも呼ばれた。
近江国栗太郡の生れ。京都にのぼり,21歳で金谷山極楽寺の住職となった。
のち諸国を歴遊し,中年になって名古屋住吉町に住して鈴木鳴門,丹羽嘉信ら文人画家と交わり,また張月樵に絵を学んだ。〈近江蕪村〉と呼ばれるほど与謝蕪村に傾倒し,山水,人物を好んで画題とし俳画も描いた。
みずからの放浪の生涯を描いた《金谷上人御一代記》を残している。
寒い冬もアイデア次第で心温まり、楽しむことを教えてくれます。
深い山の谷間に流れる川を船に乗って下る文人。
川を下っているうちに雪が降ってきたというより、
雪が降る月夜を楽しむために船を出したのでしょう。
船の机上にはお茶を入れる涼炉と茶碗が見えます。
月に照らされてキラキラと輝きながら舞う雪を愛でながら飲む
温かいお茶はさぞかし美味しく、なんとも言えない優雅な心地になることでしょう。
【作者について】
横井金谷(1761ー1832)
江戸後期の浄土宗の僧,のち修験者となった。
絵をよくし,名は妙憧,別号は蝙蝠道人。金谷上人,金谷老人とも呼ばれた。
近江国栗太郡の生れ。京都にのぼり,21歳で金谷山極楽寺の住職となった。
のち諸国を歴遊し,中年になって名古屋住吉町に住して鈴木鳴門,丹羽嘉信ら文人画家と交わり,また張月樵に絵を学んだ。〈近江蕪村〉と呼ばれるほど与謝蕪村に傾倒し,山水,人物を好んで画題とし俳画も描いた。
みずからの放浪の生涯を描いた《金谷上人御一代記》を残している。

全体図

落款印章

印章

軸先:唐木

表具
スタッフのおすすめポイント
寒い冬もアイデア次第で心温まり、楽しむことを教えてくれます。
深い山の谷間に流れる川を船に乗って下る文人。
川を下っているうちに雪が降ってきたというより、
雪が降る月夜を楽しむために船を出したのでしょう。
船の机上にはお茶を入れる涼炉と茶碗が見えます。
月に照らされてキラキラと輝きながら舞う雪を愛でながら飲む
温かいお茶はさぞかし美味しく、なんとも言えない
優雅な心地になることでしょう。
山添天香堂について
京都で一番老舗の書画専門店です。
創業107年分の知識と資料を誇っています。
創業107年分の知識と資料を誇っています。
こんなお客様に来ていただいています。
- 京都に観光に来られた方(外国の方も非常に多いです。)
- ちょっと季節の飾るものが欲しいとおっしゃる方
- 書画をコレクションされている日本人、外国人のお客様
- 日本美術をご研究されている大学の研究者の方、外国の研究者の方
- 国内、海外の美術館学芸員の方