勝川春亭筆 辰巳美人図 式亭三馬賛 扇面

勝川春亭筆 辰巳美人図 式亭三馬賛 扇面

【作品について】
「おさらばと いう口よりや
入りけむ
おちかい内に 春は来にけり」

さようならと言いながら見送りもせず家に入っていく遊女を
詠んだ和歌。

そしてその遊女の絵が添えてあります。
なんとも気の強そうで、素っ気ない表情が印象的です。

江戸風俗のワンシーンを感じられる艶っぽい作品です。

【作者について】

(絵)勝川春亭1770-1820

江戸時代後期の浮世絵師。
明和7年生まれ。勝川春英の門人。

寛政11年(1799)ごろから役者絵,武者絵,風景画などをえがく。
合巻,読み本などの挿絵もおおく,代表作に劇書「花江都歌舞妓年代記」の挿絵がある。文政3年8月3日死去。51歳。

本姓は山口。通称は長十郎。別号に柳々斎,松高斎。

(賛)式亭三馬 1776-1822

江戸時代の黄表紙・合巻・滑稽本作者。

本姓は菊地氏,名は泰輔,字は久徳,通称は西宮太助,戯号に遊戯堂,四季山人,本町庵,洒落斎,滑稽堂,戯作舎などがある。

菊地家の先祖は代々八丈島の神主であったが,三馬の父茂兵衛は江戸に出,浅草田原町で板木師を職業とした。三馬は9歳から17歳まで本屋翫月堂に奉公した。

寛政6(1794)年,黄表紙『天道浮世星操』『人間一心覗替繰』を出す。同11年,火消し人足同士の喧嘩を題材とした黄表紙『侠太平記向鉢巻』で筆禍にあう。寛政年中,四日市,日本橋十九文横町で古本商を営むが,

文化3(1806)年の大火に罹災,同7年,本町2丁目に転宅して,戯作のかたわら売薬店を営み,「仙方延寿丹」や自家製の化粧水「江戸の水」を売り,成功を収める。

その間,寛政10年,深川遊里を舞台とした洒落本『辰巳婦言』,昔話の「鉢かづき姫」を筋とし赤本から黄表紙にいたる草双紙界の変遷を趣向とした黄表紙『稗史億説年代記』(1803)を刊行している。

また文化3年の『雷太郎強悪物語』については合巻仕立ての祖と自称している。同6年には銭湯での庶民の会話を如実に描写した滑稽本の代表作『浮世風呂』,続いて『浮世床』(1813,4)が刊行された。三馬没後,その戯作と売薬店は子の式亭小三馬が引き継いだ。風来山人平賀源内とその弟子森島中良の文章を慕った。

全体図
全体図
落款印章
落款印章
落款
落款
状態
状態
表具
表具
軸先
軸先

スタッフのおすすめポイント

「おさらばと いう口よりや

入りけむ

おちかい内に 春は来にけり」

 

さようならと言いながら見送りもせず家に入っていく遊女を

詠んだ和歌。

 

そしてその遊女の絵が添えてあります。

なんとも気の強そうで、素っ気ない表情が印象的です。

 

江戸風俗のワンシーンを感じられる艶っぽい作品です。

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    勝川春亭筆 辰巳美人図 式亭三馬賛 扇面

    作家名
    (絵)勝川春亭 (賛)式亭三馬
    画題
    辰巳美人図
    サイズ
    16.5 × 47.5 × 21.5
    その他
    杉箱に入っています。
    金額
    150,000円
    購入をご希望の方は、上部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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