
井上金峨 山水図
【作品について】
江戸時代の学者・井上金峨が熱海で書いた山水図です。
学者ですから書の作品は出会うことがありますが、
このような本格的な絵画は珍しいです。
中国の知識階級が琴棋(囲碁)書画を嗜みとした様に、
日本でも学者はこのような文人画を好んで描きました。
己丑の年(1769)の七夕に熱海で書いたことが賛文からわかります。
【作者について】
井上金峨
1732-1784
江戸時代中期の儒者。
享保(きょうほう)17年生まれ。常陸(茨城県)笠間藩医の子。川口熊峰に仁斎学を,井上蘭台に徂徠学をまなび,折衷学をとなえる。
のち江戸駒込にすみ,時間をきめ講義料をとる売講をはじめたことで知られる。
門人に山本北山,亀田鵬斎ら。天明4年6月16日死去。53歳。
名は立元。字は純卿。通称は文平。別号に考槃(こうはん)翁。
著作に「経義折衷」「弁徴録」など。
江戸時代の学者・井上金峨が熱海で書いた山水図です。
学者ですから書の作品は出会うことがありますが、
このような本格的な絵画は珍しいです。
中国の知識階級が琴棋(囲碁)書画を嗜みとした様に、
日本でも学者はこのような文人画を好んで描きました。
己丑の年(1769)の七夕に熱海で書いたことが賛文からわかります。
【作者について】
井上金峨
1732-1784
江戸時代中期の儒者。
享保(きょうほう)17年生まれ。常陸(茨城県)笠間藩医の子。川口熊峰に仁斎学を,井上蘭台に徂徠学をまなび,折衷学をとなえる。
のち江戸駒込にすみ,時間をきめ講義料をとる売講をはじめたことで知られる。
門人に山本北山,亀田鵬斎ら。天明4年6月16日死去。53歳。
名は立元。字は純卿。通称は文平。別号に考槃(こうはん)翁。
著作に「経義折衷」「弁徴録」など。

全体図

落款印章

落款印章

軸先

表具
スタッフのおすすめポイント
江戸時代の学者・井上金峨が熱海で書いた山水図です。
学者ですから書の作品は出会うことがありますが、
このような本格的な絵画は珍しいです。
中国の知識階級が琴棋(囲碁)書画を嗜みとした様に、
日本でも学者はこのような文人画を好んで描きました。
己丑の年(1769)の七夕に熱海で書いたことが賛文からわかります。
井上金峨 山水図
- 作家名
- 井上金峨
- 画題
- 山水図
- サイズ
- 102 × 52.9
- その他
- 時代色のついた桐箱に入っています。
- 金額
- 380,000円
購入をご希望の方は、上部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。
山添天香堂について
京都で一番老舗の書画専門店です。
創業107年分の知識と資料を誇っています。
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こんなお客様に来ていただいています。
- 京都に観光に来られた方(外国の方も非常に多いです。)
- ちょっと季節の飾るものが欲しいとおっしゃる方
- 書画をコレクションされている日本人、外国人のお客様
- 日本美術をご研究されている大学の研究者の方、外国の研究者の方
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