
藤井達吉 椿図
【作品について】
水墨で少し金をあしらって描いた椿図に
和歌が絡まるように書かれています。
渇筆(かすれた線)で表現された椿の幹の上に
リズミカルに濃墨の仮名文字が配置され、
文字も絵の一部のように見えます。
絵の余白部分に詩を添えた作品ではなく、
和歌も含めて作品が完成されています。
達吉は宗達下絵に本阿弥光悦が歌を書いた作品の近代版を
独自の手法で作ろうとしたのではないかと思わせる作品です。
【作者について】
藤井達吉(1881-1964)
明治-昭和時代の工芸家。
明治14年6月6日生まれ。名古屋で七宝店につとめたのち美術工芸の道をこころざし,新感覚の染織,紙工芸などを発表する。
工芸革新運動にもくわわり,昭和2年帝展工芸部誕生の推進力となる。小原工芸和紙や瀬戸の陶芸も指導した。昭和39年8月27日死去。83歳。愛知県出身。
水墨で少し金をあしらって描いた椿図に
和歌が絡まるように書かれています。
渇筆(かすれた線)で表現された椿の幹の上に
リズミカルに濃墨の仮名文字が配置され、
文字も絵の一部のように見えます。
絵の余白部分に詩を添えた作品ではなく、
和歌も含めて作品が完成されています。
達吉は宗達下絵に本阿弥光悦が歌を書いた作品の近代版を
独自の手法で作ろうとしたのではないかと思わせる作品です。
【作者について】
藤井達吉(1881-1964)
明治-昭和時代の工芸家。
明治14年6月6日生まれ。名古屋で七宝店につとめたのち美術工芸の道をこころざし,新感覚の染織,紙工芸などを発表する。
工芸革新運動にもくわわり,昭和2年帝展工芸部誕生の推進力となる。小原工芸和紙や瀬戸の陶芸も指導した。昭和39年8月27日死去。83歳。愛知県出身。

全体図

落款印章

表具

軸先

箱
スタッフのおすすめポイント
水墨で少し金をあしらって描いた椿図に
和歌が絡まるように書かれています。
渇筆(かすれた線)で表現された椿の幹の上に
リズミカルに濃墨の仮名文字が配置され、
文字も絵の一部のように見えます。
絵の余白部分に詩を添えた作品ではなく、
和歌も含めて作品が完成されています。
達吉は宗達下絵に本阿弥光悦が歌を書いた作品の近代版を
独自の手法で作ろうとしたのではないかと思わせる作品です。
藤井達吉 椿図
- 作家名
- 藤井達吉
- 画題
- 椿図
- サイズ
- 63.2 x 25
- その他
- 弟子による和歌の読みと署名があります。
- 金額
- 55,000 円
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山添天香堂について
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創業107年分の知識と資料を誇っています。
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