中林竹洞、横井金谷、青生東谿 合作 双松霊芝図

中林竹洞、横井金谷、青生東谿 合作 双松霊芝図

【作品について】

松に霊芝はそれぞれ長寿の象徴として描かれる吉祥の図です。
三人の描き手による合作で、それぞれの表現の違いを見るのも一興です。

優れた南画家として知られる中林竹洞と
奇僧と呼ばれた横井金谷、
現在の分県地図の先駆けとなる地図を作った地理学者・青生東谿
の三人がまだ若かりし頃(竹洞は十代の可能性もあり)に描きました。

横井金谷は30代の頃(1791〜1802年あたり)名古屋に住み、
竹洞は1802年・26歳の時に京都に来ていますので、
作品の大体の制作年が推測されます。

当時の知識人、文化人の交流を表す作品ですが、
のちに南画家として大成した竹洞が松の根本に控え目に霊芝を描いているのが、
まるで年長者である金谷と東谿に遠慮しているようで、三人の関係がどのようであったのだろうかと想像が膨らむ面白い作品です。


【作者について】

中林竹洞 1776-1853

江戸時代後期の画家。
安永5年生まれ。中林竹渓・清淑の父。名古屋の山田宮常(みやつね)に師事。豪商神谷天遊の宅で東洋古画を模写して文人画をまなぶ。のち京都にすんだ。「竹洞画論」「画道金剛杵(こんごうしょ)」などをあらわす。嘉永(かえい)6年3月20日死去。78歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。名は成昌,昌盛。字(あざな)は伯明。別号に沖(仲)澹。

横井金谷 1761-1832 

江戸時代中期-後期の僧,画家。近江大津生。名は妙憧。別号に蝙蝠道人。京都に出て与謝蕪村に画を学び、のち名古屋に住む。画風は蕪村に似て、山水・人物を能くする。天保4年(1833)歿、72才。

青生 東谿 1764 - 1838
江戸時代後期の地理学者。本名は元宣。字は子和。青生は号で、別号に市川、芸亭がある。通称は井桁屋茂兵衛。
尾張国の人物。名古屋の大曽根坂上で薬種商を営んだ豪商。詩歌や絵画を能くした。のち京都において僧位に叙せられた。
文政11年(1828年)および天保8年(1837年)にのちの分県地図の先駆けとなる『国郡全図』を刊行した。

全体
全体
落款印章
落款印章
落款印章
落款印章
落款印章
落款印章
表具
表具
軸先
軸先

スタッフのおすすめポイント

松に霊芝はそれぞれ長寿の象徴として描かれる吉祥の図です。
三人の描き手による合作で、それぞれの表現の違いを見るのも一興です。

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    中林竹洞、横井金谷、青生東谿 合作 双松霊芝図

    作家名
    中林竹洞、横井金谷、青生東谿 
    画題
    合作 双松霊芝図
    サイズ
    75.5 × 27
    その他
    桐箱に入っています。
    金額
    120,000円

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